ぎうぎうの水曜日

海辺の保育園も、新年度レッスンが始まりました。
年少さんと年長さんで30分ずつ。
チューリップやちょうちょ、ぶんぶんぶんなど
春の歌を歌い、
バードコールを奏でて楽しみました。
先月までピヨピヨだった子たちが
急にお兄ちゃんお姉ちゃんの顔になって教室に入ってきた時は
思わず吹き出してしまった。
みんなの成長に関わらせてもらえて嬉しい。

久しぶりに鳴ちゅるうどんを食べて帰りを急ぐ。
ダダの散歩の続き。朝は10分で切り上げたから。
午後からみるみる雲が立ち込めて、
雷ゴロゴロ。
地鳴りのような低音の響きに東京時代を思い出す。
春先から夏にかけて、しょっちゅう鳴っていた気がする。
当時今よりもっと不規則な生活に立派な不眠症で、
稲光と重低音に包まれてうとうとしてたっけ。
グレーの空、点滅する高層ビル群の灯が絶望感を煽っていた。
今となっては遠い記憶。

6月開催の思い出コンサートの打ち合わせをオンラインで。
「今年もよろしくお願いします」が嬉しいな。
夜は蛍を見に行くのだ。

夕方、西へ。
例の犬たちを預かってくれているお家へ、
日除け雨よけのテントを張るお手伝い。
思った以上に大きくて立派なテント。
全方面カバーシートが付けられる。
4人いれば一気に広げて完成だっただろう。
おばちゃん2人で(失礼;)ヒィヒィ言いながら1時間かけて
やっと設置。踏ん張りすぎて血管切れるかと思った;
家の中から固まって見てる2匹。
午前中は他の親族たちも遊びに来てくれたそうで、
束の間の再会を楽しんだ模様。
良かったね、みんなそれぞれ元気で生き延びてるね。
あとは心から信頼できる、いい里親さんにバトンタッチするだけ。
これが一番難しい!
でも諦めないよ、だってこんなに可愛いんだもの!
きっといいお家が見つかるはず。
気になる人はぜひお問い合わせください。

というわけで、
ぎうぎうの水曜が終わります。
今日の写真はSNSで。
お疲れちゃーん。

春がきたよ


草木芽吹いて花さく季節、3月です。
毎週コンサートがあります。
花粉がまだ飛んでいるようだけど、
コンディション整えて頑張ります。

新年度からの計画も進めています。
保育園、幼稚園での月イチ出前レッスンも受付中。
歌や楽器、音楽や動物のお話など、
楽しい時間を子どもたちにぜひ体験してほしいな。

加えて、コロナで厳しくなっているデイサービスや介護福祉施設への
出前コンサートも受付中。
童謡や唱歌を元気に歌って、健康を向上させましょう。
どちらも、曜日や時間、料金などはお問い合わせください。

廃校や休校のピアノを使った地域密着コンサート、
「思い出コンサート」も随時募集中。

お問い合わせ先
naomin_blue@yahoo.co.jp

あの日

あの日、
ぐわんぐわんと弧を描きながら天井にぶつかる照明を見上げながら、
地震じゃ起きろ!と叫ぶオトンの声を聞いた。
お昼前にようやく揃ったクラスメイト、
授業は再開されたが、
教室のテレビに映る映画みたいな被災地の現状に、
先生も含め、みんなでただただ言葉を失った。

不登校になったのはそれからすぐ後。
ただでさえ学校が苦痛だった。
大勢の人が怖かった。
みんなの呼吸が怖かった。
いつも教室が酸欠だった。
そしてこの日、
決定的に怖いものが追加され、確立された。
しょっちゅう過呼吸になり、
教室を飛び出してはトイレに逃げ込み、
小さな窓を全力で開けた。
このままじゃ進級できないと告げられて、
折衷案で3学期は丸々保健室で過ごした。

今は遠い記憶。
できるなら、思い出したくはない。
幸い、といえばかなり語弊があるけど、
親になることがなかったので、
もうあのシチュエーション、あの苦しさを味わうことはない。
と言いつつ、
何かの集会や満員のエレベーター、バスや電車は苦手。
免許センターの講義も真っ青になるし、
体育館で歌なんか歌っている自分に、実は一番自分でびっくりしている。

あの日、
ほとんど、テレビや新聞などの映像しか残っていないあの日。
普通に生きてた人が、「生き残った」と刻み込まれたあの日。

今日はラジオ出演だったこともあり、
いろんな話を聞いたり見たり考えたりしたので、
忘備録として書いた。
あの時を境に建築法も変わったし、
報道局同士の連携や対応のしかたも変わったらしい。
ネットの普及も加速した。

生きるということ、
今を生きられているということ、
それは、
偶然と必然が数珠繋ぎになって存在する奇跡の連続。
たとえ自らの意思でなくとも、
確実に何かに生かされていることを忘れちゃいけない。
先祖や家族、先生や友達、上司や部下、先輩や後輩、
今日した仕事や今日食べたものや飲んだもの。
感謝せなあかんな。
今を生きていることに、感謝せなあかん。


2023,1,17

2021年のライブ

●12/25(土)星空と潮騒のクリスマス モラスコむぎ@牟岐町
●12/17(土)大人のクリスマスコンサート 鴨島図書館@鴨島町
●11/3(土)思い出コンサート 新野西小学校@新野町
●10/25(日)思い出コンサート 牟岐町学校@牟岐町
●6/27(日)思い出コンサート 馬場小学校@池田町
●5/7(日)思い出コンサート 坂本小学校@勝浦町
●4/25(日)思い出コンサート 川上小学校@海陽町
●2月14日(日)バレンタイン配信ライブ 空と海@徳島市

最強のファンチーム

さすがみんな。
オトナやなぁ。
次々出てくる前向きなメッセージ!
それぞれの想いや経験や人生の例えで、
一生懸命元気付けてくれていること、
めっちゃ伝わりました。
明け方にメソメソ泣いてしまったけど、
読んでてぐんぐん心が軽くなりました。
ほんまありがとう。
がっちりしっかり支えられてる。
ふらふらしたら手繰り寄せてくれるし、
沈みかけたら引き上げてくれる。
最強のファンチームやな!
おかげでこれからも好き勝手できます(おい;)

早朝の批判メールは置いといて、
(確かに先週の歌は酷かった〜すまん、でも曲は酷くない
と思ってる、そして誰やお前早起きやな)
マネージャーのスヌさんに至っては、燃え盛るオレとは対象に、
「今回のことは忘れよう」とバサリ。
市長が代わってから行政の司令系統が混乱してそうだし、
そもそもピアノがない学校だし、
こちらのアプローチの仕方が間違っていたのかもしれない、と。
賛同されないところに頭を下げるより、
支援してくれる人としっかり向き合おう、
だってすごくいい企画なんだから、
尚美を待ってるピアノはちゃんと他にあるんだから、と。
さすがマネ。だてに◯◯◯ちゃうな。

なのでここはもう諦めます。
でも最後に一つだけ言わせてちょうだい。
市長からいきなり投げられたとか、
こっちに投げられても困るとか、
もう一回投げ返したらええんちゃう・・・など。

投げる投げるゆーな!!

目の前でたらい回しにされた挙句、
「断るにしても何か持たせな帰らんだろ」って笑いながらの言葉、
一体どれくらい飲んだら忘れられるだろう。

ここからは、前向きになります。

次回への教訓。
・この企画の主旨に賛同してもらう
・自治体と民間の連携をみる
・前例がなくても取り組んでもらえるかを見極める
・音楽や芸術を小馬鹿にする人には頼まない
・イベント事業を面倒くさがる人には頼まない
・打ち合わせには紹介者にも同席してもらう
・打ち合わせに女たちだけで行かない
・学校の卒業生や地元の有志にも相談する

以上。
みんなありがとうね。